Trax/FPGA JP

ツール: USBイメージ

コンテストの環境で使用するホストの USB メモリイメージを公開していますので、事前のテストにご利用ください。 FreeBSD 10.1-RELEASE (i386) ベースですので、 ノート PC などでご利用いただけます。 特にネットワーク環境などは必要ありません。

利用には 3,000,000,000 バイト以上の USB メモリが必要 (つまり、 4GB のもので充分です) で、内容はすべて消去されますので注意してください。 また、書き込みには FreeBSD, Linux などの Unix 環境の利用をおすすめします。

ツールのトップページから最新版をダウンロードし、 zip アーカイブを展開したら、

dd if=trax-host-XXXX.img of=/dev/daX bs=10240     (FreeBSD)
dd if=trax-host-XXXX.img of=/dev/sdX bs=10240     (Linux)
dd if=trax-host-XXXX.img of=/dev/rdiskX bs=10240  (Mac) 

のようにして dd コマンドで書き込みます。daX、sdX、rdiskX の X はそれぞれデバイス番号で、環境によって異なります。 FreeBSD や Linux の場合には、 USB メモリを接続した際にコンソールにデバイス名と番号が表示されますが、 MacOS X の場合にはデバイス番号がわかりにくい場合がありますので、 ディスクユーティリティなどを使って確認してください。

デバイス名や番号を間違えると、他のディスクのデータを壊す可能性がありますので、十分注意してください。また、root 権限が必要ですので、 root になるか、sudo などを使って書き込んでください。

USB メモリから起動すると、自動的に X Window が起動して、 簡単な説明が表示されます。 コンテストのホストプログラムや、Web ブラウザが利用できます。 ネットワークに接続するための設定をすれば、 Subversion を使ってホストプログラムの更新をすることもできます。 コンテスト用ユーザ (trax) や root アカウントのパスワードはデフォルトでは空になっていますので、 ネットワークに接続する際には十分注意してください。

たいていの環境で動くと思いますが、特に GUI まわりでの個別の問題はサポートできない場合も多いので、 あしからずご了承ください。また、shutdown の際、 shutdown が完了する前に画面が消えてしまう場合があります。 電源がきれたことをきちんと確認してから USB メモリを抜くように注意をお願いします。

USB-シリアルアダプタの使用に関して

FTDI の USB-シリアルブリッジはそのまま利用できますが、 Prolific Technology のチップを搭載したデバイスを使用する場合は、

% su
# kldload uplcom

で、必要なカーネルモジュールを読み込んでからご利用ください。 USB-シリアルアダプタが正しく認識できていれば、/dev/cuaU0 などのデバイスファイルが見えるようになるはずです。